履歴書の書き方

STEP.1 履歴書を書く前に気をつけたいポイント
■できれば手書きで記入する
■市販の履歴書を使用する
■相手に読みやすく様に丁寧に正確に記入する
■誤字・脱字があったら書き直す
■省略文字を使わない
■応募する企業がどんな人材を求めているか調べ具体的な志望動機を記入する
■応募企業で生かせる職務経歴を強調する

できれば、履歴書以外にも職務経歴書を用意する
障害者雇用の場合、障害についての説明や配慮事項などが記入してあると企業様も受け入れしやすくなります

STEP.2 基本情報の書き方 ~履歴書の基本はしっかり押さえよう!
①日付
・提出日か前日の日付を記入
・履歴書全体で西暦か元号表記かを統一

② 写真
履歴書の写真からその方の意欲や性格といった人物像をイメージする採用担当者の方もみえます。好印象を与える表情に気を配り服装にも気をつけましょう。表情としては口角が上げ、目をやや大きく広げていると、やる気や積極性を感じます。逆に口角が下がり、伏し目がちですと、意欲や自信がない印象を与えます。また髪型なども下がっていると暗い印象を与えることもあります。服装はダークスーツであれば、ネクタイを明るめにすると、熱意や行動力のある印象になります。
※注意点
・好印象を与える表情や服装に気を配る
・書き損じることもあるので、写真は最後に貼る
・写真の裏には名前を記入(剥がれたときの対策です)

③ 氏名
※注意点
・「ふりがな」はひらがなで記載し、「フリガナ」はカタカナで記載

④ 年齢
※注意点
・送付時の年齢を記入

⑤ 住所
※注意点
・都道府県から省略せずに記入
・マンション名なども忘れずに記入

⑥ 電話番号
※注意点
・固定電話が自宅にない場合は、「なし」と記載する

⑦ 携帯電話番号
※注意点
・日中連絡が取りやすいものを記載、固定電話番号と同じ書き方で記載する

⑧ E-MAIL
※注意点
・会社用アドレスは控える
原則「PCアドレス」を記入しますが モバイルアドレスでも問題はありあません

STEP.3 学歴・職歴の書き方 〜自分の学歴・職歴を正しく書こう!
⑨ 学歴
※注意点
原則として最終学歴の一つ前の学歴から記載
応募職種で生かせる専攻、研究テーマは、詳細に記載しましょう。学校名は、略さず正式名称で記載し、「高校」ではなく「高等学校」と書きます。

⑩ 職歴
※注意点
前職などから「自社で活躍できる人材か」を採用担当者は見極めています。
転職回数や前職の退職の理由なども聞かれる場合があります。
退職などを記入した際は、どのような理由で退職したかも答えれるよう準備して置きましょう。

時系列に記載し、会社名は略さず正式名称で記載
会社名の横か次の行に業種と従業員数を書き、簡単な職務内容も記載します。
応募書類に関する職務内容があれば強調しておきましょう。
異動などで部署が変わっている場合、その部署名・異動年月も記入しましょう。
企業の合併・買収などで、社名が変わった場合は、○○株式会社(現△△株式会社)と記載しましょう。
最終行に「現在に至る」と記入し、その下の行に右寄せで「以上」と記入して締めましょう。

STEP.4 本人希望欄などの書き方 ~履歴書の中でも忘れがちな欄ですが、忘れず書こう!
⑪ 免許・資格
☆資格・免許欄で、応募企業で関連性のない資格や免許が記載されていると、採用担当者は、応募者の志向に疑問を持つことがあります。応募職種で生かせる資格を記載しましょう。
必要とする資格や免許であれば、取得に向けて自己啓発をしていることや取得予定時期を記載しましょう。

・資格は正式名称で記入
・業務に関連する資格を記入
・現在習得のために勉強中のものも記入

⑫ 障がいの状況について
■障がいの状況について
☆面接時に障害をありのままに伝えるべきか、または伝えないか。見た目で分からない障害の場合、それを会社に伝えると面接に落ちてしまうのではという気持ちから伝えたくないと思うこともあるでしょう。ありのままに会社に伝えることにより、会社から配慮を得られることもあります。
例えば、記憶障害、障害により遅刻してしまうなどの場合通常の社員として入社してしまえば、
出来ない社員として評価が極端に下がってしまいますが、会社に正しく伝えることにより、勤務時間を午後から出社できたり、契約社員として1日6時間勤務などの時短勤務契約ができる場合もあります。
食事やトイレなど日常的に介助が必要な障害の場合、介助サービスが、長期に渡る通勤や通学に使えない場合もあり、企業へ出社が必要な仕事でなく、在宅勤務で仕事を得られる場合もあります。
介助が必要な場合、体制が整っている企業の数は非常に少ないのが現実です。現在はITの社会です、ネットを通じて在宅で仕事が得られるサービスもあります。
ダメな所はダメとはっきりさせて、良い所を上手くアピールしましょう。
例えば、スピードが要求される仕事はできないけれど、コツコツ作業には自信がある場合。
それを証明するために、半年かけて読んだ本で余白にぎっしりと国語辞典を調べた言葉を記入している本を見せるなど。いかにして自分の長所をアピールできるか考えましょう。

⑬ 志望動機・自己PR欄(特技、趣味など)
☆面接で話題になることもあるので、空欄にはしないこと!
志望動機・自己PRは、別紙にて見本がありますのでそちらを参考に考えてください。
趣味や特技などの記入は、話が弾むこともあるので、単に興味があるものでも構わないので、記載しましょう。ただし、趣味が多いことで趣味を優先する応募者だと受け取られる可能性もありますので、絞り込んで記載しましょう。採用担当者が懸念を抱くような趣味(ギャンブルなど)は控えるのが無難です。
例えば、スピードが要求される仕事はできないけれど、コツコツ作業には自信がある場合。
それを証明するために、半年かけて読んだ本で余白にぎっしりと国語辞典を調べた言葉を記入している本を見せるなど。いかにして自分の長所をアピールできるか考えましょう。

⑭本人希望記入欄
原則は「貴社規定でお願いいたします」と記載し、応募企業規定に従うのが無難です。複数職種を応募している企業の場合、希望職種を書いておきましょう。また、勤務時間の制限などがある場合は、現在態勢を整えるべく努力しているなど、加筆して仕事の意欲を示しておきます。

⑮ 通勤時間
転職では通常90分以内が通勤圏内だと考える
もし、片道90分超で転居が可能であれば、別途、本人希望欄などにその旨を簡潔に記載します。遠隔地からの応募では「内定後速やかに転居可能」と意欲を示しましょう。

⑯ 配偶者の有無
家族手当など、待遇面に影響することがあるので正直に記載
配偶者の有無は、現在の状況を記載しましょう。